妹から電話があって「パソコンにセキュリティ警告がでていて、どうしていいかわからない」と言う連絡でした。
携帯で様子が見れて便利な世の中になりました。
同様にこちらの画面も見せられるので伝えやすいです。
ざっくりと偽物のセキュリティ警告の目安
電話番号が表示されている場合、偽物と思っていい。
ウインドウの❌で閉じられないメッセージがある場合、偽物と思っていい。
ウインドウに❌のないウインドウが出ている場合、偽物と思っていい。
「キャンセル」ボタンがあるのに画面が変わらない場合、偽物と思っていい。
(というか、ボタンは不用意にクリックしない方がいい)
サイレンやビープ音、振動で警告してくるものは、偽物と思っていい。
(正規のセキュリティソフトは、不安を煽る動作はしない)
不用意に操作せず、パソコンの電源ボタンを長押しして、電源を落とすのが間違いありませんが、「電源を落とすとデータが失われます」と音声メッセージが出ていると躊躇われるでしょう。
妹の場合、Zoom中で電源を落としたくないという事情があったので、実行されているアプリ(ソフトウエア)を一つずつ終了させました。
Windowsの場合、タスクバー(大抵は下端に表示される横長の帯状のバー)を右クリックすると、メニューが表示されます。
妹の場合、タスクバーからのメニュー表示ができなかったので、Ctrl+ALT+DELETEキーを押してもらいました。
その中から「タスクマネージャ」をクリックします。
すると、今、動いているソフトウエアがリストされますので、上から順に、
タスク(ソフトウエア)の選択ー>終了
今回は、Zoomは終了させてません。
(「終了」ボタンは右下にあります。ない場合は、タスク(ソフトウエア)を右クリックしてでたメニューから「タスクの終了」)
をしていくと、警告を出していたタスク(ソフトウエア)の終了で警告画面が消えます。
警告を出していたのがEdge(WEBブラウザ)でした。
セキュティソフトではありません。明らかに偽物警告でした。
皆さんもご注意ください。
間違っても電話はなさらぬように。
電話番号が案内されているのは、偽物である理由
新種のコンピュータウイルスに感染した場合、同時多発的に全国のパソコンから警告が出ることになります。セキュリティパターンを更新した後などです。
このような場合、セキュリティセンターにいちいち電話対応する余裕はないわけです。
緊急であればあるほど、事態が重大であればあるほど、電話はかけてきてもらいたくない筈なのです。
なので、電話番号を表示して警告メッセージを表示するセキュティ会社は無いと思っています。
マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください
マイクロソフトにも注意喚起がありました。
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