ASRock マザーボード(一次情報:メーカー公式ページ )
ソケットAM4(チップセット500シリーズ)はRyzen 5000シリーズ以前のプロセッサーが対象です。
2023年12月:マザーボードの流通はソケットAM5マザーへ移ってきています。
DDR5メモリーが手頃になってきて購入しやすくなっています。
これから購入(ソケット AM5)を考えるなら、以下を参考にしてください。
ASRock AM5 マザーボード ATX mATXの スペック毎の機能一覧 比較 違い 仕様 自作検討資料
逆に、Ryzen 5000シリーズ(CPU)のハイグレード品が安く手に入るようであれば、ソケットAM4のマザーもまだまだあり得ます。
最終的に自分で購入したものについても後述しました。参考までに。
ASRock ソケットAM4 mATX マザーボード
ASRockな理由は、自分がASRockのマザーボードでPCを組み立てるだろうから。
初めての自作PCこそASRockではなかった、しかし、2台目のASRockが気に入って、以来、ASRockマザーばかりで、時間があれば、他メーカーも調べます。
マザーボードには大きく、ATX規格とmATX(microATX)規格があります。
ATXは、305×244mm。
mATXは、244×244mm。
基盤が大きいほど、端子数は増え、拡張性が高くなりますが、同じハイグレードなマザーボードを求める場合、基盤が小さいと配線の取り回しの為に基盤の大きなものより多層になったりして、設計が難しく、かつ、高コストです。
ハイエンドなPCを考えるならハイグレードなATXマザーボードの方が有利(メリットも多い)ですが、それならソケット AM5を考えた方が良さそうです。
2023年12月、ATXの価格を調べてみましたが、取り扱いが激減。AM5マザーへ移っている模様。
参考:2023年12月 ASRock ソケットAM4 ATX マザーボード価格
X570 Creator | – |
X570 Taichi Razer Edition | – |
X570 Taichi | – |
X570 Extreme4 | – |
X570 Pro4 | – |
X570 Steel Legend WiFi ax | – |
X570 Steel Legend | 25,980 |
X570 PG Velocita | – |
X570S PG Riptide | 27,324 |
X570 Phantom Gaming X | – |
X570 Phantom Gaming 4 | 27,071 |
B550 Taichi Razer Edition | – |
B550 Taichi | – |
B550 Extreme4 | – |
B550 Steel Legend | 19,980 |
B550 Pro4 | – |
B550 PG Velocita | – |
B550 PG Riptide | 20,259 |
B550 Phantom Gaming 4/ac | – |
B550 Phantom Gaming 4 | 11,980 |
ASRock ソケットAM4 mATX マザーボード価格
2023.4.1調査値(価格.comの最安値)
金額は変わりますので、目安でしかありません。
この頃はこの値段だったという指標(参考)にもなると思います。
X570M Pro4 | 29,480 |
B550M Steel Legend | 16,980 |
B550M PG Riptide | 16,980 |
B550M Phantom Gaming 4 | 12,980 |
B550M Pro4 | 14,800 |
B550M-HDV | 10,979 |
A520M Pro4 | 10,278 |
A520M Phantom Gaming 4 | 9,878 |
A520M-HDV | 8,280 |
電源フェーズ
電源フェーズは、CPUに電気を供給する回路の数です。数が多いほど、回路あたりの負荷が小さく済みますし、発生する熱も少なくなります。
オーバークロックする場合、定格以上の電気を供給することになりますので、電源フェーズが多いほど安定しやすいと言えます。
X570M Pro4 | 10 電源フェーズ |
B550M Steel Legend | 10 電源フェーズ |
B550M PG Riptide | 8 電源フェーズ |
B550M Phantom Gaming 4 | 8 電源フェーズ |
B550M Pro4 | 8 電源フェーズ |
B550M-HDV | 6 電源フェーズ |
A520M Pro4 | 8 電源フェーズ |
A520M Phantom Gaming 4 | 8 電源フェーズ |
A520M-HDV | 6 電源フェーズ |
マザーボード 対応 メモリ
SATA3の実効転送速度は600MB/s(0.6GB/s)とされるので、DDR4-2400(19.2GB/s)で比較すると32倍の速度差がありました。Gen4(NVMe)の上限は、8000MB/s(8GB/s)ですので、DDR4-2400(19.2GB/s)で比較すると2.4倍と、まだまだ高速ですが、ストレージとメモリの速度差はかなり縮まってきていたと言えます。
DDR5 DDR4 パソコン(PC)用 メモリ 一覧
[チップ規格とモジュール規格と帯域の一覧]
メモリ スピード上限、スロット数、最大容量
CPUによってサポートされるメモリは異なります。
例えば、AMD Ryzen シリーズ 第4世代CPU (Vermeer) は、DDR4 3200が定格で、それ以降はオーバークロック(OC)によりマザーボードの対応です。
X570M Pro4 | DDR4 4666+ (OC) | 4 | 128GB |
B550M Steel Legend | DDR4 4733+ (OC) | 4 | 128GB |
B550M PG Riptide | DDR4 4733+ (OC) | 4 | 128GB |
B550M Phantom Gaming 4 | DDR4 4733+ (OC) | 4 | 128GB |
B550M Pro4 | DDR4 4733+ (OC) | 4 | 128GB |
B550M-HDV | DDR4 4733+ (OC) | 2 | 64GB |
A520M Pro4 | DDR4 4733+ (OC) | 4 | 128GB |
A520M Phantom Gaming 4 | DDR4 4733+ (OC) | 4 | 128GB |
A520M-HDV | DDR4 4733+ (OC) | 2 | 64GB |
マザーボード SATA3、RAID コネクタ 比較、違い
RAIDは、RAID 0, RAID 1 および RAID 10のサポート。NCQ、AHCI およびホットプラグ機能
○*は、RAIDに制限があり。NVMeの2つ目とレーン共有されているSATA3があり、いずれかが使用されている場合、無効になる機能があります。
障害発生時、RAID1やRAIDO10は同一運用時間に達したHDD(SSD)に切り替えます。なので、遠くないうちに(場合によっては数日のうちに、最悪、数時間のうちに)同一障害になることがあります。
障害復旧作業(リカバリ)で、新しい(未使用の)HDD(SSD)が使われれば、再障害復旧作業(リカバリ)で助かります。
要は、RAIDでの障害復旧を考えるのであれば、障害発生時を見越して、予備HDD(SSD)を用意すべきです。ということです。
ウチでは、データはバックアップを基本にします。
システムやアプリは再インストールを考えています。
データはNASに保存、パソコン単体でのデータ運用はあまり考えていないので、SATAは2つ3つあれば十分です。
RAID0は使ったことがあって、SSDがまだ高価だった時、64GBX2でシステムディスクにしていた時があります。128GBのSSDを買うよりずっと安かったので。RAID0で64GBX2は128GBとして利用可能、速度も向上、耐障害性は1/2に半減。
パソコン単体で大容量のディスク構成を行いたい方には、SATA3は多い方が良いだろうけど、HDD(SSD)の大容量化も進んでいるので、古い少サイズのものを複数使うよりは買い替えて大容量にしたほうが障害耐性の面からも良いでしょう。
SATA3 | RAID | |
X570M Pro4 | 8 | ○ |
B550M Steel Legend | 6 | ○*(SATA3_5_6) |
B550M PG Riptide | 4 | X |
B550M Phantom Gaming 4 | 4 | ○ |
B550M Pro4 | 6 | ○*(SATA3_5_6 ) |
B550M-HDV | 4 | ○ |
A520M Pro4 | 3 | ○*(SATA3_3_4 ) |
A520M Phantom Gaming 4 | 4 | ○*(SATA3_3_4 ) |
A520M-HDV | 4 | X |
マザーボード M2 ソケット、コネクタ 比較、違い
「ソケット」とか「コネクタ」とか、名称は統一してもらいたい。
何か違いに理由があるのかもしれません。
メモリとストレージ(NVMe)の速度差が縮まってます。
NVMeが無い時は、メモリとSATA接続のSSDとの構成でした。
SSDだと、HDDに比べると高速で、体感スピードは上がっていました。
キャッシュとしてのメモリはそれなりに早いのですが、それはストレージ(HDD)があまりに遅いからでした。
ストレージの高速化に伴い、メモリの重要度は相対的に下がっています。NVMeはシステムとして見るとものすごく重要です。
*は、NVMeとレーン共有されているSATA3です。
M2_1 | M2_2 | |
X570M Pro4 | Gen4x4(64Gb/s) or Gen3x4(32Gb/s) | Gen4x4 (64Gb/s) or Gen3x4 (32Gb/s) or SATA3 |
B550M Steel Legend | Gen4x4(64Gb/s) or Gen3x4(32Gb/s) | Gen3x2(16Gb/s) or SATA3* |
B550M PG Riptide | Gen4x4(64Gb/s) or Gen3x4(32Gb/s) | Gen3x2(16Gb/s) or SATA3 |
B550M Phantom Gaming 4 | Gen4x4(64Gb/s) or Gen3x4(32Gb/s) | Gen3x2(16Gb/s) or SATA3 |
B550M Pro4 | Gen4x4(64Gb/s) or Gen3x4(32Gb/s) | Gen3x2(16Gb/s) or SATA3* |
B550M-HDV | Gen4x4(64Gb/s) or Gen3x4(32Gb/s) | X |
A520M Pro4 | Gen3x4(32Gb/s) | Gen3x2(16Gb/s) or SATA3* |
A520M Phantom Gaming 4 | Gen3x4(32Gb/s) | Gen3x2(16Gb/s) or SATA3* |
A520M-HDV | Gen3x4(32Gb/s) | X |
マザーボード ネットワーク 比較、違い
家のNASが2.5 ギガビット LANだと悩むところですが。
・・・逆、悩まないで済む。「B550M Steel Legend」で決まるのだけど。
PCだけ2.5 ギガビット LANでもしょうがないです、ルーターとかが、さっさと2.5ギガ対応で安くなってくれるといいのですが。
X570M Pro4 | ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s Giga PHY Intel® I211AT |
B550M Steel Legend | 2.5 ギガビット LAN 10/100/1000/2500 Mb/s Dragon RTL8125BG |
B550M PG Riptide | 2.5 ギガビット LAN 10/100/1000/2500 Mb/s Dragon RTL8125BG |
B550M Phantom Gaming 4 | PCIE x1 ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s Realtek RTL8111H |
B550M Pro4 | PCIE x1 ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s Realtek RTL8111H |
B550M-HDV | PCIE x1 ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s Realtek RTL8111H |
A520M Pro4 | PCIE x1 ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s Realtek RTL8111H |
A520M Phantom Gaming 4 | PCIE x1 ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s Realtek RTL8111H |
A520M-HDV | PCIE x1 ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s Realtek RTL8111H |
組み合わせるCPU AMD Ryzen 5000シリーズ(ソケット AM4)
AMD CPU Ryzen 5000シリーズ(ソケット AM4) 比較一覧、違い
[ソケットAM4に組み合わせる最新のCPU(デスクトップ)はRyzen 5000シリーズです]
AMD CPU Ryzen(ライゼン)とは
[AMDの現行CPUはRyzen(ライゼン)と呼ばれるシリーズで展開されています。マイクロアーキテクチャのZenが発表されたのが2016年、生産開始が2017年。製造プロセスでは5世代が過ぎました。Ryzenの歴史と現在を紹介]
PC 自作 2023年
ASRockのマザーボード「B550M-HDV」でPCを自作しました。
PC自作 (DIY) 2023年(B550 Ryzen 5 5600) 2024年
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